コーポレートサイトは、お客様だけではなく、金融機関や投資家、御社の採用活動への応募者、業者さんなど、いわゆる「ステークホルダー」の方々が訪れます。

そして、コーポレートサイトへ訪れる目的は、会社の概要や事業内容、社会活動や環境への取り組み、経営理念や方針といった具体的な内容について情報収集することはもちろん、会社の雰囲気やイメージも感じ取っています。
したがって、コーポレートサイトを公開する最大の目的は、訪れた方々に会社としていいイメージをもってもらうこと、すなわち「信頼感を与えること」です。

信頼感を抱いてもらうには、会社の基本的な情報、すなわち“静的”な情報を正確に伝えること、そして、セールスや営業とは切り離して、あくまでも会社のイメージを伝えることに特化することが大切です。

コーポレートサイトは“静的”で正確な情報を伝えることで、「信頼感」を抱いてもらうことを目的としたコンテンツであるのに対し、YoutubeやSNSはリアルタイムで“動的”な情報を発信することで、会社や商材に「魅力」を抱いてもらって実際の集客･セールスにつなげることが目的になります。

その目的を達成するためには「戦略」が必要であり、何よりも「継続すること」が重要です。

YoutubeやSNSでは、セールス色が強い内容は嫌煙されるので、効果的な戦略を作っていくためにはマーケティングの考え方や想像力が求められます。
また、Youtubeや各SNS同士で連携して発信するだけでなく、ECサイトやコーポレートサイト、サービスサイトなど他のWebコンテンツとも連携させることで効果の最大化を図ります。

ECサイト（ネットショップ）やサービスサイトは、社の商品･製品を最大限PRしてセールスにつなげること、すなわち「集客･販路拡大」を目的としたWebサイトです。
当社ではプリンター用紙の販売に特化したネットショップ「用紙Labo」を運営しており、オープンから5年で年間4億円規模に成長させた実績とノウハウで、特に自社ECサイトの構築や集客についての支援には成果を期待して頂けると確信しています。

一方で、ECサイトは商品を売ることに特化したサイトというイメージが強いかもしれませんが、BtoB商材の場合には、サンプル品や素材見本、資料といった無料アイテムだけをラインナップした“売らないECサイト”でも集客･販路拡大効果が高いということをご存じでしょうか。

「ネットショップで販売できる商材がない」
という企業様でも、ECサイトを活用して新規開拓、販路拡大が実現できる可能性は十分にあります。

営業資料やプレゼン資料だけでなく、製品詳細資料、成分表、図面、事例、製品サンプル、素材見本、お客様の声なども資料コンテンツと言えます。

そしてこれらの資料コンテンツこそ、あらゆるコンテンツの中で最も集客効果・セールス効果が高いコンテンツであり、その資料の種類や内容、構成はもちろん、効率的に提供していくことを目的としたマーケティング手法が資料マーケティングです。

営業資料を例に挙げると、初回面談用、検討用、クロージング用、といったようにお客様のフェーズごとに最適な資料を提供していくことができれば、購買･成約の確率は格段に高まります。
また、紙媒体として提供する資料については、多少費用がかかっても印刷会社に発注して体裁が整ったものを提供する方が効果的です。今までも、これからも、紙の資料は経営層の意思決定に大きく影響を及ぼすコンテンツです。

コンテンツマーケティングとは「適切なターゲットに」「適切なコンテンツを」「適切な方法で」届けることで、自社の商品やサービスを認知してもらい、さらに興味･関心をもってもらって、最終的に購買へと結びつけるマーケティング手法です。

また、下請けなのかエンドユーザーなのか、といったお客様の属性や業種に応じて適切なコンテンツを提供することも含まれます。新規開拓や販路拡大の成果を効率よく積み上げていくためにお客様からお問い合わせをもらう、ということがコンテンツマーケティングの最大の目的であり、お問い合わせとは、すなわち「要望」です。
その要望に対して、どうすれば実現できるかを真剣に考えていくことで、新たな製品や新たな販路、新たな販売方法などが生み出される可能性が広がり、新しいビジネスモデルが生まれるきっかけにもなるのです。

中小企業にとって、会社を大きく成長させるような新しいビジネスモテルは、お客様の要望など“外的要因”によって生み出されることが多く、その“外的要因”を絶えず供給してくれるのがコンテンツマーケティングなのです。
そして、その“外的要因”というのは決して偶然の産物などではありません。意図的にせよ、そうでないにせよ、何らかの行動をした結果であり、何もしなくて掴めるものではありません。